2023年9月25日（月）
午前に３名の受験がありました。
Aさんは私が着付け教室を始めて間もないころ
自分で着物を着られるようになりたいと
ご縁がつながった生徒さん。
それから実に14年の月日が流れていたようです。
他装に移り、お仕事をお願いしてきたおひとりです

モデルはAさんのお嬢様
身長172ｃｍ
彼女の補整はとても難しく対策を練りましたが
画像で見ると胸元の補整はもっとしててもよかったなと思いますね。
お太鼓が小さかったのが残念ポイントだけど
それ以外はきれいにできたと思います。

この日は同じく練習を頑張ってきた３人が同部屋で受験
きっと心強かったと思います。
のちにご紹介するNさんとは普段からクラスメイト
Nさんのドラマをリアルに見て自分のこともさることながら、
仲間の勇姿を泣きそうになりながら見守ってくれて・・・
そんな着付師であってくれたこともとてもうれしく思いました。

Aさんが秀でているのは
自分に技術を俯瞰して客観的に評価できるところ。
これは非常に大切。
だから私が指摘するところはだいたい事前に自分で反省に書いていた。

なんでもかんでも「上手じゃない」とへりくだることは
決して自身の技術向上にはつながらない。
客観的に見て自分の技術のどこができていて、どこができていないのか
それがわかるためには冷静な判断力と
よいものをたくさん見て養われる審美眼
それなりの技術力と模倣力
が必要

自分ができていない改善すべきと思うところが
私の指摘と合っていた
これがわかったことは彼女の自信と強みになると思うし
上達する早道でもあると思うので
その感性も大切にしてこれからも活躍してほしいと思います。

Aさん、
合格本当におめでとうございます☆