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西新宿 彩旬亭

2024.05.311級着付け技能士

1級着付け技能士・学科筆記試験対策その8【無料公開中】


2024年6月11日(火)に、

厚生労働大臣認定「着付け職種検定1級・2級」の

学科試験が実施されます。

(今年度の申し込みはすでに締め切られています)





学科試験は過去3年分を理解していれば
まず問題なく合格できると思いますが
「いまさら聞けない」
「どこで理論を確認したらいいかわからない」
「どこをおさえておいたらいいのかわからない」
「要するにポイントはどこ?」
そんな方のために、簡単に解説したコラムを連載しています。
✴︎著作権違反になるので問題のスクショは掲載できません。お手元に問題を用意して参考になさってください。
✴︎掘り下げると際限ないので、簡易的な説明です。諸々ご容赦ください
✴︎推薦図書ございます。ご希望の方はメールからご連絡くださいね















【織と染めについて】





問7と8では織と染めについての知識を問われています。
問題は毎年ほぼ同じサービス問題なので
問題と解答を照らし合わせて覚えれば大丈夫ですが、
そもそも織って?染めって?
って思う方向けに…









繭から引き出した生糸を何本か合わせて撚りをかけ撚糸にします。
絹は、フィブロイン(水に溶けにくい)とセリシン(水に溶けやすい)
という2種類のタンパク質からなりたっていて、
セリシンがあると染色できないため、簡単に言うと、
ゆでてセリシンを溶かします。
この工程を「精練」と言います。









糸の状態で精練して染織し、布にしたものを「織」とか「先染め」
   御召・大島紬・黄八丈など
ざっくり言うと、ちょっとかたい手触りです





(結城紬を代表とするいわゆる「紬」は先染めなんだけど糸の種類が生糸ではなく紬糸)
布の状態にしてから精練して染色したものを「染め」とか「後染め」
   縮緬・綸子・羽二重など
ざっくり言うと、柔らかい手触りです

と言います。









着物では染めが、帯では織が格が高い(フォーマル)とされており
染めの着物に織の帯
織の着物に染めの帯
というのは、格を合わせたコーディネートということになり
礼装においては守るべきルールになっています
普段着においては、さほど厳格なルールではありませんが、
出かける場所によっては守った方が無難です









前者の例は、訪問着に織の袋帯
後者の例は、大島紬の着物に塩瀬の名古屋帯
という具合です





以上を踏まえて
問題を見て行きましょう





ご覧頂きありがとうございまsi





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