紬を着るときと訪問着を着るとき。衣紋の抜き加減や衿合わせの角度、半衿のだし具合、裾の長さ…
それぞれに合った「着方」というものがあります。その原則を知ったうえで、体型や好みに合わせて自分流に着こなしできるのが本当の意味での着物上級者だと考えます。
単純な形に見えるお太鼓も、そのバランスや大きさで粋にも上品にもなる奥深さが着物には存在します。知れば知るほど「楽しい」を実感できるようになります。